令和元年度市民歯科保健8020運動・歯の長寿賞表彰式

2019.11.10

令和元年11月10日(日)午前10時より、山形市総合福祉センターにおいて、令和元年度市民歯科保健8020運動・歯の長寿賞表彰式を開催した。今年度は男性111名、女性137名、合計248名の応募があり、65名の受賞者が出席された。

高田専務理事の司会のもと、小関副会長の開会の辞に続き、斎藤会長より「8020達成者の皆様、歯の長寿賞の受賞、誠におめでとうございます。8020運動とは、80歳で20本以上の歯を残そうという運動で、20本以上の歯があれば何でも噛めるということです。歯の長寿賞授賞式は平成2年よりスタートし、今年で30回目を迎えました。当初の計画では平成34年に50%達成率を予定していましたが、平成28年には50%に達しました。一生自分の歯で食べる為に、8020という具体的な目標数値をあげる事で、計画よりも早く達成できたのではないかと思っております。最近問題になっているのが、平均寿命と健康寿命の差が埋まらない事。その原因として、全身的な衰えではないかと言われています。その前段階としてオーラルフレイルが注目されている。全身的な衰えの初期段階として、お口の中の衰えに対応することによって、健康寿命をサポートするという考え方が出てきています。健康な生活を送るには、食べることが日常生活の根幹をなすものであります。これからも、元気で健やかな生活を送っていただければと思います。本日は本当におめでとうございます。」との挨拶があった。続いて佐藤孝弘市長代理、渡部正美健康医療部長より「本日、歯の長寿賞を受賞されます皆様、誠におめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。今注目されているのが、健康寿命を延ばすことです。その際、お口の健康が大事になってきます。全ての栄養は口から入って、身体全体に行き渡っていくため、極めて重要になってきます。年々8020に該当する方の数が増えております。本日受賞された皆様には、今後ともご自身の歯で健やかに過ごされますよう御祈念いたします。」と祝辞を述べられた。続いて稲毛泰一山形農業協同組合代表理事専務、佐藤安裕山形市農業協同組合代表理事専務、斎藤淳一山形市議会議員より祝辞を頂いた。

早川理事より審査報告として「男性111名、女性137名、計248名の応募がありました。今年度の最優秀賞には、男性は鈴木邦男さん、女性は村山澄子さんが、特別賞は最高齢92歳の井出公子さんが選ばれました。」と報告があった。

引き続き表彰に移り、最優秀賞受賞者には斎藤会長より、特別賞受賞者には渡部健康医療部長より表彰状が贈られ、稲毛山形農業協同組合代表理事専務、佐藤山形市農業協同組合代表理事専務より記念品の「つや姫」が贈られた。優秀賞受賞者には斎藤会長から一人一人に表彰状が贈られた。受賞者を代表して、最優秀賞の鈴木邦男さんより「今通っている歯医者の先生に感謝し、これからも身体も歯も大事にしていきたいと思っています。」と謝辞を述べられた。

坂田理事の誘導のもと、口腔機能の維持増進を目的とした健口体操を出席者全員で行った。アトラクションとして、山形大学地域教育文化音楽芸術コースの皆様に「ふるさと」など7曲の合唱を披露して頂いた。最後に早川理事の閉会の挨拶の後、出席者全員で記念写真を撮影し、無事解散になった。今年も8020運動・歯の長寿賞に多数ご応募ありがとうございました。(橘 英弘 記)


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