平成17年度市民歯科保健8020運動・歯の長寿賞表彰式

2005.11.06

平成17年11月6日(日)午前10時より霞城公民館において平成17年度8020運動『歯の長寿賞』表彰式が行われた。

斎藤弘志専務理事の司会のもと、逸見副会長の開会に続き、小松会長より「本日はおめでとうございます。平成2年から毎年開催してまいりました歯の長寿賞も今年で16回目を迎えることができました。いくら長生きしても『健やかに生きる』ということでなければ意味がありません。人生80年の時代を健やかに生きるためには80歳で20本以上の歯が必要です。これからも歯を大事にして健やかな人生を送っていただきたいと思います。」と挨拶があった。次いで山形市長代理として、保健センター所長細谷正利氏より山形市町からの祝辞が披露された。

峰田委員より審査報告が行われ、平成17年度の応募総数は男性61名、女性69名の合計130名、最優秀賞には高橋金三さんと武田ひさをさんが選ばれた。高橋金三さんは残存歯数31本。そのうち健全歯が23本、武田ひさをさんは残存歯数29本、そして29本すべてが健全歯というすばらしい結果でした。また、佐藤直正さん、清子さん、寒河江一さん、義子さんの2組のご夫婦がお二人そろって受賞された。最高齢は庄司喜勇さんで91歳でした。

引き続き表彰に移り、小松会長より受賞者一人一人に賞状と記念品が送られ、受賞者を代表して高橋金三さんより、「歯の長寿賞を受賞できてうれしい。」と謝辞をいただいた。

その後、清水理事より講評としてアンケートの結果などの説明があった。長生きの秘訣、健康法ではやはり運動が最も多く、内容は朝の体操、散歩、1日1万歩以上歩く、毎日2時間以上運動するなどで、365日盃山に登るなどユニークなものもあった。仕事に関係したものも多く、畑仕事、農作業、公園掃除、ボランティア、ほかには早寝早起き、よく寝る、美しい物や人をたくさん見る、人のためにする、ストレスをためない、ゆっくりした気持ちで過ごす、無理をしない、カラオケ、民謡、人と話をする、温泉めぐり、晩酌、何でも食べる、腹八分目、健康補助食品など実にさまざまな独自の健康法が示された。「歯と長生きは関連性があると思いますか」の問いかけには89%が「はい」と答え、「介護認定を受けていますか」の問いには87%が「いいえ」と答えており、実に生き生きとして活動的な生活を送っておられることが伺えた。

最後に逸見副会長が閉会後、受賞者全員で記念撮影を行い解散となった。

今年は市の予算が削減されるなど難しい状況での開催となったにもかかわらず、多数ご応募いただきありがとうございました。歯の長寿賞も広く知られるところとなり、来年あるいは数年後の受賞を楽しみにしている方も多いという声も聞かれます。健康づくり山形21に目標値も設定してあり市民も楽しみにしているとるすと、本事業を継続して8020運動を推進していく意義は大きいと思われる。


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